9月1日は防災の日でした。
各地で防災イベントが開催されていましたね。
テレビでも新聞でも、防災ネタがいっぱいでした。
ベタでは有りますが、防災の日を機に
備蓄食料をチェックしましたので、
こちらで紹介しますね。
生き残るための備蓄食料
色々調べてみたところ、今迄の常識だった
「3日分の備蓄」は「1週間分の備蓄」へと
変わってきたようです。
南海トラフ連動地震の発生が予想され、
今迄経験したことのない広範囲の被災が
予想されるため、今迄のように直ぐに支援が
届かない事が予想されているからなのです。
市や町など自治体も備蓄していますが、
自治体の備蓄はアテにならないようです。
私の地元川崎市の例で見ると以下の通りです。
1日1食として2日分、粉ミルクは3日分、
あと飲料水が500mlのペットボトル1本を備蓄。
3日目には都市間相互応援協定で救援物資が
届くという、想定のもとで備蓄しています。
ただし、その想定での備蓄対象は、
総人口約145万人の9.5%の人数を
カバーする13万8千人分だそうです。
地震で自宅が全壊したり焼けたりして
避難所に居る人だけ対象だそうです。
多分避難所毎に備蓄しているものと思います。
これでは、とてもアテに出来ません。
生き残る為には自分で用意する必要がありますね!
防災備蓄品:食料偏
それでは、自分で1週間分の食料備蓄を
用意出来ているか確認してみましょう。
まずは、1人1日、何をどれだけどうやって
備蓄するかリストアップしてみましょう。
①飲料水:
ミネラルウォーターを
3リットル
ペットボトルにて
②主食:
無洗米,パックごはん,カップ麺,パン,シリアル,餅を
3食分を
ローリングストックにて
③副菜等
3食分
レトルト食品,フリーズドライ食品,缶詰,乾物,調味料を
ローリングストックにて
④菓子類
チョコレート,ビスケット,キャンディ,カロリーメイトを
ローリングストックにて
⑤その他関連品
調理の為の
カセットコンロ、カセットボンベ、キャンプ用品
他にも、給水を受ける為の容器や
冷凍食品を入れるクーラバック
停電後直ぐにクーラーバックに入れれば
1日2日は冷蔵庫の中の食品を活用できますね。
①~④までを、家族の人数x7日分
備蓄するのが望ましい訳ですが、
4人家族で84食分もの分量ですから
大量過ぎて保管場所に困ります。
そこで、活用したいのが上にも書いている
【ローリングストック法】です。
聞き慣れない言葉ですので
次項で解説することにしましょう。
ローリングストック法とは
直訳すると「転がし備蓄法」ですね。
??
「転がし」の表現は微妙ですね。
「使い回し」が適当でしょうか。
備蓄品を通常使いの食材として使い、
使った分はその都度備蓄品に補充していく。
こうして、日々使う中で
備蓄ー>消費ー>購入ー>備蓄のサイクルを
回していき、常に新しい物を必要量備蓄する
やり方をローリングストック法と云います。
これなら、
特別に災害備蓄用のスペースを確保する必要も、
消費期限切れの心配も、どちらも無用で、
気軽にストックできます。
これなら住居が全壊にならなければ、
家にあるもの(=備蓄品)を使って1週間
持ち堪えるのは容易だと思います。
日頃から、ストック品の種類と数を意識して
多めに買い溜めしておけば、それでOKです♪
もし、貴方のお宅が、
「うちの食品庫は、近所のスーパー」みたいな
その日の分だけ毎日お買い物する家庭なら、
徐々に買い溜め品を増やしていって、
ローリングストック生活始めましょう。
もし、貴方が一人暮らしで、
「私は外食専門、家の冷蔵庫にはビールだけ」
という生活スタイルなら、ローリングストックは
お勧めしません。
備蓄品を一度買い揃えて保管しましょう。
半年か1年毎に、期限切れ食品と水の入替えを
実施していきましょう。
被災疑似体験をしよう
備蓄品が本当にこれでいいのか確認する意味で
一度週末にでも、自宅でいいので擬似被災生活を
送ってみることをお薦めします。
炊飯器無しで、お米が食べられるか?
缶切りは有るか?無くても開く缶詰か?
コンロにマッチしたガスボンベか?
ためして、気づくこともあると思います。
ご家庭にあった備蓄品を工夫出来ると思います。
別記事では、防災備蓄品の紹介もしますね。