小児喘息の原因

それでは、「小児喘息とアレルギーマーチ」で
症状や発作の対応を紹介した次は、
小児喘息の原因を見ていきましょう。

小児喘息の原因の大半は『ダニ』です。

勿論、食物アレルギーや他のアレルゲンに
起因することもあります。

医者にかかって発作を抑えても、
身の回りのアレルゲンをそのままに放置しては
いづれまた発作に襲われることでしょう。

アレルゲンを生活環境から排除する取組みが
喘息治療やアレルギーマーチから
開放される為には、必須となりますよね

以前からアトピー体質のお子さんは
一度アレルゲン検査を受けるのがお勧めです。

原因究明してから対処すれば、早いですよね。

アレルゲンの分からない段階では、
先ず、住居環境を徹底的に見直しましょう。

お布団、床、空調、家具、玩具、ペットで、
ハウスダストの除去と同時に、ダニを退治します。

他に煙草の煙食事にも注意が必要です。
室内環境改善

それでは具体的な対処を見ていきます。

喘息の環境対策

個々の生活環境の改善策は次のとおりです。

お布団
ひとことで言って、布団はダニの棲家です。

ダニ、ダニの糞、ダニの死骸は
喘息の原因で、最も多い厄介者です。

このダニを退治します。
日常的に排除していきましょう。

ダニを殺すには、布団乾燥機が一番です。

布団の丸洗いは、効果としては完璧ですが、
1枚5千円以上して、現実的ではありません。

天日干しでは、賢いダニは影に回りこんでしまい、
なかなか死にません。

では布団乾燥機の効率的な使い方をみましょう。

布団乾燥機の熱風の貯まる袋に敷布団を
ぐるり巻きつけて、その上から掛け布団で覆います。

これで布団の何処にいても熱風で死んでしまいます。
この状態で1時間で殆どのダニは死滅します。
この時、枕も一緒にダニ退治して下さい。

その後、ダニの死骸と糞を、布団に掃除機掛けして
取り除きます。表と裏、各1分間でOKです。

その後は1周間に1度、掃除機掛けします。

寝る時には、枕をタオルで包み、
枕元の肩口当りにバスタオルを敷き

まめに(できれば毎日)洗います。

ダニは髪の毛やフケを餌にしますから、
この部分を頻繁に取り替えて洗濯すれば、
ダニの大量繁殖を防げます。

なお、一緒の部屋で使っているお布団は、
同時に同じことをやって下さい。
更に押入れもダニ対策(スノコなど)して下さい。

折角、子供布団をいい環境にしても、
押し入れで、ダニが乗り移ってきては
意味ないですからね。

他に、寝る30分前には布団を敷き、
埃がおさまってから寝かせましょう。

ベットの場合は、
寝るときのタオル程度で、十分でしょう。

床材
じゅうたんより畳、畳よりフローリングが、
埃がたまらず、ダニの棲家にもなりにくく、
お勧めです。

施工の必要のない、フローリング素材の
カーペットもありますね。

他にリノリウム張りのクッションフロアなども
手頃に敷き詰められます。

空調
エアコンの内部を掃除してカビを除去します。
案外カビが、喘息の原因の場合もあります。

家具
家具は出来るだけ脚付きのものにして、
その下まで掃除できるようにします。

ソファーは、布張りを避け、皮、合皮、ビニール
各素材のモノにします。

家具の後ろは隙間を開け、風通しを良くし、
埃とダニがたまらないようにします。

電気の配線も埃の巣になりやすいので、
キレイに纏めましょう。

玩具
ぬいぐるみなど、毛羽立った物は定期的に
洗い、洗えない物は諦めましょう。

室内で飼うペットは諦めましょう。
ペットの毛、フケ、唾液などでダニが集まります。

もし検査で、特定の動物のアレルギーが出たら
室内飼育だけでなく、その動物に近寄らない
くらいに考えましょう。

煙草
室内での喫煙は、煙草1本でPM2.5が200の
危険レベル
になり、受動喫煙となります。
喘息は当然、肺がんの要因にもなります。
喫煙は、おひとりの空間でどうぞ。

カーテン
案外見過ごしがちなカーテンですが、
まめに掃除機を掛け、時間があれば洗濯しましょう。

(換気の注意)
日頃から、窓を開け、換気を十分行いましょう。
掃除機を掛ける際、排気で埃を巻き上げますから、
十分に換気するようにしましょう。

できれば喘息のお子さんが居ない時に掃除機を
使うのがベストです。

食物アレルギー
このアレルギーがある場合は十分注意しましょう。
食物アレルギーと喘息がある子が、食物アレルギーで
アナフィラキシーショックを起こすと、重篤な状態に
陥る事が分かっています。

こうして個々の項目で、アレルゲンを徹底排除して
アレルゲンに因るこれ以上の悪化を防ぎましょう。

以上になります。

次はいよいよ、小児喘息の治療方法を紹介致しますね。

>>小児喘息の治療方法 アレルギーマーチからの離脱

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